四季春茶(台湾茶)

喫茶風味研究室

台湾の烏龍茶で、1年中収穫できることと、春の訪れのような爽やかなグリーンな香りから四季春茶とよばれます。

通常の四季春茶は年に11回ほど収穫する所を、年に5回ほどに減らした特別栽培の茶葉の中でも一番希少で一番美味しい冬茶の茶葉。

左から1煎目、2煎目、3煎目。1煎目は旨みと華やかな香りが濃い色にでています。2煎目は爽やかな味わいが乗り、3煎目は心地よい渋みの味わいになっていくのが色味にでています。

お茶の水面の境目にはゴールデンリングという帯が見えます。甘みがあると、とろみがでるため甘みがあるほどゴールデンリングが太くなります。

淹れ終わった茶葉を取り出すとこんなにふくらんでいます。良いお茶は葉の中に美味しさをたくさん持っているため10煎ほど淹れられます。

奥に見えるのは茶葉を扱う茶ばさみです。

ご自宅で淹れる際に、まだまだお茶を淹れられるけど今日は飲まないというときは茶葉を取り出して、冷凍保存できます。後日お湯をかけて最初の1杯目は薄く出ますが、2杯目からはまた美味しく淹れられます。

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